なんでやねんDTP・新館

はてなダイアリーから移行しました…

「グリッド揃え」と「行送りの基準位置」_おさらい

フレームグリッドにおける「グリッド揃え」と「行送りの基準位置」の関係をメモ的に。
13Q・行送り22H(行間9H)に設定したフレームグリッドで、行送りを自動(文字サイズ)にした際の行取りが変わる限界値を調べてみた。



ほぼ予想通りの結果(31=22+9)*1
前後行の文字サイズがグリッドと微妙に異なる場合は、図で22Qとなっている部分以外は限界値が変わる。
「グリッド揃え」と「行送りの基準位置」は基本的には揃えておいた方が直感的に捉えやすいのではないかと思う。


「行送りの基準位置」の設定によって変化するのは2行取りなどになる限界値だけで、文字列の配置字体は「グリッド揃え」に依存しているのが見て取れる。
ただし、「行送りの基準位置」を「仮想ボディの中央」とした場合は「行取り」や「段落行取り」が挙動不審に陥るので、避けた方がイイと思う。(20110417追記


当ブログ内関連頁
「行送りの基準位置」と「グリッド揃え」_再考
フレームグリッド内の「グリッド揃え=なし」
「行取り」及び「段落行取り」と「行送りの基準位置」
「行送りの基準位置」と「文字揃え」_おさらい

*1:グリッド揃え=仮想ボディの下/行送りの基準位置=仮想ボディの中央の場合は計算式がよく判らないが、あまり気にしない文字サイズ+行間*2/3らしい。この場合13+9*2/3=19ということ