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段落境界線のおさらい

twitter上での話題から、InDesign上での段落境界線の様々な設定による挙動の差異とそのコントロールの仕方を説明するために動画を作成し、YouTubeで公開した。


フレームグリッドと段落境界線

フレームグリッドにおける段落境界線の挙動を整理してみました。
フレームグリッドでは、行取りを設定するかしないかで段落境界線の発生する基準位置が変わってきます。
そのことを行取りをしない場合と比較しながら理解しやすく解説したつもりです。
日々の作業のご参考になれば幸いです。

テキストフレームと段落境界線

テキストフレームでの段落境界線のコントロールについて、ごく簡単に解説しています。
別にアップしてある「フレームグリッドと段落境界線」と合わせてご覧いただくと、より理解できると思います。


大ざっぱに纏めると……

  • 段落境界線は、基本的には当該段落(行)の最大文字サイズの仮想ボディの下端を基準位置として生成される
  • 前境界線はその基準位置より前へ線幅が伸び、後境界線はその基準位置より後ろへ伸びる
  • フレームグリッドで行取りを設定した場合は、(段落境界線が生成される)基準位置は、その行数分(グリッド)の下端となる
  • ただし、さらに段落行取りを設定した場合には、基準位置は、やはり(前は1行目、後ろは最終行テキストの)最大文字サイズの仮想ボディの下端となる(この部分少々変更:20150629)


最後の「段落行取り」と「段落境界線」については以下のページを……
段落行取りと段落境界線

  • CS5を境にテキストに対するインデントの扱いが変更になっていることも同頁に記載有り