なんでやねんDTP・新館

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Adobe-Japan1-4準拠書体での印刷標準字体の使用_02

時間が出来たので続ける。


●04JISで更に変更されたモノ(11字)=厩餌恢隙甑煽遁籾猷甕靱については


ここから少し判断がややこしくなる。
※言い忘れたが、例は比較的Adobe-japan1-xに忠実な筑紫明朝で示しているが、フォントメーカーあるいはフォントごとに実装字形にはユレがあることは念頭に置いておいていただきたい。


厩は本来CID20271だが1-4では無理なので、expt付加
餌はCID13650を指定で大丈夫
恢は本来CID20269だが1-4では無理なので、expt付加
隙は本来CID20273だが1-4では無理なので、標準のママ(expt字形なし)
甑は本来CID20284だが1-4では無理なので、CID13778指定(特に問題ない)
煽はexpt付加で大丈夫
遁は本来CID20287だが1-4では無理なので、expt付加(特に問題ない)
籾は本来CID20293で筆押さえ無しだがこれも無理なので、expt付加
猷はCID14074を指定で大丈夫
甕は本来CID20267だが1-4では無理なので、標準ママ(expt字形なし。特に問題ない)
靱は前出ダブリ(●83JIS_入れ換え22組44字内でコード変更→CID13624指定済み)


整理すると
隙・甕は標準ママ
厩・恢・籾・遁・煽はexpt付加
甑はCID13778を指定
餌はCID13650を指定
猷はCID14074を指定


例によってJedit用の置換テーブルは

([厩恢籾遁煽]) \1
<001a>
<001a>
<001a>


テキスト「厩餌恢隙甑煽遁籾猷甕靱」に(「靱」のために)昨日の置換処理後、上の置換を加えたモノが以下の2例目*1
※080619画像中の間違いに気づき差し替え



※遁は非常に判別しにくいがタテ棒の角度が微妙に違う。

*1:最終的にテーブルは整理する