なんでやねんDTP・新館

はてなダイアリーから移行しました…

仕切り直します_置換テーブルなど

旧字体の置換テーブルで試行錯誤していて今までの方法が実は逆だということにやっと気が付いた。


森洋介*1さんという方の「正字體フォント作成法――或いは、余は如何にして或種のフォントを作り得ざりし乎」という頁に「EucCidCid3.dat(CID正字化置換用 新舊異體字對照表)」というデータがあるのだが、これを検討させていただいて、やっと己のやろうとしていることのほんとうの姿が理解できてきたというわけ。


つまり、旧字に変換するということは、表内字も含めて「いわゆる康煕字典体」とすることであり、そこから常用漢字に関する処理、人名用漢字に関する処理などを減じていった後に残るのが私の望んでいる書籍組版用の文字セットなのではないか……ということ。


今までのやってきたことは役には立つものの、アタマから仕切り直さざるを得なくなったという次第。


現時点で旧字変換に追加する必要のあるモノは
脆負埴植殖値置眺跳姚罪罪榧翡腓菲鯡娜嫂廰弯忰槞翆僣渊譛陦档椢……」


以下も参照させていただいた。
「JIS C 6226の『拡張新字体』」

*1:以前に「ぶら下がり」の件でコメントをいただいた方と同一人物ではないかと思うが、未確認