私の「文字組みアキ量設定」_1109版_03
これまでに、基本設定の暫定的な変更、詳細設定で「前の文字クラス」に変更する約物を選択して確認・変更と作業をしてきた。
続いて、詳細設定パネルで「後ろの文字クラス」に変更する約物のそれぞれを選択してみていく。
【詳細設定の確認・変更「後ろの文字クラス」】
1. 「後ろの文字クラス/始め括弧類」※かぎ括弧の個別処理は最後(6.)に……
- 行中のカギ括弧類 25%(4分アキ)/50%(全角ドリ)※最小でもベタにはしない
- 行中の残りの括弧類 12.5%(8分アキ)/50%(全角ドリ)※最小でもベタにはしない
- 対:行頭の括弧類 0%(天付き)/0%(天付き)
- 「前の文字クラス」での変更が一部確認できる(上の方)
- この場合も、対:「平仮名」から「全角数字」の部分にしか「25%」の変更が反映されていないことに注意し、最適値/最大値に「50%」が入っている箇所を目安に、最小値を「12.5%」に
- もちろん現時点で「25%」に変更されている部分も「12.5%」に
- 優先度を「なし」に(対:行頭および対:段落先頭はママ。以下同様…省略)
- 対:読点および句点は、それぞれの「前の文字クラス」で変更した部分なのでママ
- 変更すべき部分は既に変更されている
- 変更すべき部分は既に変更されている
- 変更すべき部分は既に変更されている
5. 「後ろの文字クラス/中点類」
- 行中の中点類 12.5%(8分アキ)/25%(4分アキ・全角ドリ)※最小でもベタにはしない
- 対:行頭および対:段落先頭の中点類 25%(4分アキ)固定*1
- ほぼ変更されているが、対:行頭および対:段落先頭を「25%(4分アキ)」固定に
- 「優先度」の変更を忘れずに……
6. 「後ろの文字クラス/終わり始めかぎ括弧」
- 行中のカギ括弧類 25%(4分アキ)/50%(全角ドリ)※最小でもベタにはしない
- 最後に「
終わり始めかぎ括弧」のパネル画面で最小値を「25%」に
- 対:終わり括弧類と対:中点類は小さい方を優先することにして「12.5%」ママ
ここまで変更を加えた時点で基本設定パネルを覗くと……
- 始め括弧類・終わり括弧類ともに「行中」は[混在]となっている
- 段落字下げの部分も[混在]となっている ※対:段落先頭の「中点類」を25%アキに変更したため
※「5.」で施した中点類の対:段落先頭に25%アキを挿入する処理によって、段落1字下げの場合には再度、詳細設定のその部分に変更(125%にする?)を加える必要が出てくると考えられる*2。その件に関してはこの連載の中で検証し、設定を考える。
※煩雑になるのを避けるなら、対:段落先頭の「中点類」はデフォルトの「0%」ママがイイだろう*3。その場合は、当然、段落字下げの部分は[混在]とはならず、「なし」のママ。
- 「行中」の「始めかぎ括弧」の最小値が25%となっているのが判る(もちろん「終わりかぎ括弧」も同様)
この時点で一度保存しておくことにする。
なお、蛇足になるかもしれないが、「優先度」はこれらの約物部分にしか設定されていないので、(対行頭・行末および段落先頭以外は)この段階ですべて「なし」となっているハズである。(この段落、20110914追記)
※この段階では、和欧文間の設定は「基本設定」で変更しただけで、未だ「詳細設定」では確認・変更していない
次回は、基本的な設定(HW-J)の最後の段階として和欧文間の設定変更を確認・変更することにする。
(先に謝っておくが、この時点で保存したことにより、元とした「行末受け約物全角/半角」からの変更箇所が赤字で表示されなくなり、少し判別しづらくなるかも知れない)