なんでやねんDTP・新館

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2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

禁則調整方式=調整量を優先のすゝめ

以前の記事で、「パーレン部分のQ数を下げたり、欧文が頻出するような本文組で、基本的な設定を自分で決められる場合は『ブラ下がりなし/調整量を優先』を選択する」としていたが、少々考えが変わったことは前回書いたのだが、それは別にして、「ぶら下げな…

ヒラギノのマイナス記号などの怪

またショーモナイ些細なことに気がついてしまったので、簡単に紹介する。 発端は全角入力したものに等幅半角字形を適用した際に、和欧文スペースはどうなるのか? そのスペースはどの文字に引っ付いているのか? といった素朴なものだった。 下図のような文…

結 ぶら下げ組について

先日の記事で、出版社を通じて活版現場に問い合わせると予告していたが、出版社の方が気を利かせてお尋ねくださったそうで、直接やりとりは出来ず少々消化不良気味だが.....。 作業性についてはコメント欄のせうぞーさんのご意見通り「どっちもどっち」、そ…

再び、ぶら下げ組について

JIS X 4051:2004「日本語文書の組版方法」の解説199〜200頁に書かれている「ぶら下げ処理について」のなかで、ぶら下げ処理についての規定を追加するかどうかが問題となったが、結局のところ今回(2004)の拡張では追加しないことにした理由の一つとして「ぶ…

先頭文字スタイルのすゝめ

ご覧のような指定で組版の仕事が舞い込んだとき、みなさんはどう処理されておられるだろうか? 医学関係の副教材で、スミ+特色(M部分)の2色刷り。最終的には解答のC100%は紙色に変更する(あるいは出力しない)のだが、著者校正や解答頁の作成・照合に必…

今が旬の欧文合字(リガチャ)

欧文合字(リガチャ)を検証していて、ちょっと不可解なことに遭遇したので書き留めておこうと思う。 発端は、10月3日の早朝6時頃だったか、例によって深酒して事務所で起床、はてなブックマークのお気に入り*1の更新メールをチェックしていると、「おりんの…