なんでやねんDTP・新館

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2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「卉」の異体字(CID14109)のユニコード

今までJeditX上で行っていたユニコードで置換可能な表外漢字について、InDesign上で処理する必要が生じたため、サロゲートペア部分のコードを確認するために、InDesignCS3に元にするテーブルのテキストをペーストしたところ、正常にペーストされなかった。 …

DTP Booster 005にオジャマします

何故かこんな私がDTP Booster 005で講演させていただくことになってしまった*1。 私以外は名もないテクノ手の市川せうぞーさん、InDesignの勉強部屋の森 裕司さん、Design × Lifehack × CrossOver Labの杏珠(あんじゅ)さんといった、私が東京在住なら文句…

CMapの差異の例

InDesignの勉強部屋さんの掲示板での話題を検証していて、CMapバージョンの違いの好例が出てきたので……。 あちらの話題は小塚明朝Pro Rにおいて、文字パレットから入力したCID8443「山立可」がCID17009「石立可」に化けるというものだったが、私の環境では発…

「イワタ中(中太)ゴシック体新がな」と「イワタLETS」

数日前、新刊書籍の組指定を編集者からいただいた。 その中に「イワタ中(中太)ゴシック体新がな」というのがあった。記憶にないフォントだがイワタLETSを導入しているので問題ないだろうと気にもとめていなかった。 しかし、無い! カタログを見ても無いし…

フォントのバウンディングボックスサイズ_Memo

※この記事だけでは少々説明不足かも知れません。 問題となるのは「イラストレーターにおける整列の基準がバウンディングボックスサイズになっていること」で、それも「下」あるいは「全体」が基準になる場合のみかと思います。 以下に挙げた、これに先行する…

続・ベースライン位置のズレ

昨日の続き。 実は昨日、フォントワークスさんから返事のメールが来ていて、「平均字面が小さいため」というような理由だったので、ちょっと納得いかず、ベースライン位置を公開してくれるようお願いしていた。 で、今朝、返事が来ていた。 実は、弊社のグレ…

ベースライン位置のズレ

主なフォントのベースライン位置のズレを簡単に調べてみた。 昨日と同様の方法で、つまり下線設定は「オフセット=0mm」(=ベースライン)/打ち消し線は「オフセット=文字サイズの38%」(=一般的な和文フォントのセンター)として、モリサワパスポート/イ…

組み方向の変更と文字揃え_Illustrator

またまた、ほんとに些細な(でも重要な)注意点*1。 下のような文字列があって、見栄えの観点から「+/と/×」をそれぞれやや小さく見えるように変更した(作例はAdobe Illustrator CS2)。 左は使用フォントを変更したので、ベースライン位置の関係でセンタ…