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パーレンに等幅半角字形などを適用すると.....

パーレンに等幅半角字形などを適用すると文字組アキ量設定の文字種としては欧文扱いになってしまうことがヒョンなことから発覚した。



上の画像を見ていただくとわかると思うが、段落の1行目と2行目の2字目が揃っていない。
パーレンは等幅4分字形を適用して1字分に収めたつもりで、欲していたのは下のようなものだ。



ジャステイファイの都合かとも思ったが段落が1行で完結しているものまでズレていた(上の3の行)。
普段は文字組アキ量設定をカスタマイズして和欧文間、和英数字間の間隔を0%にしたものを多用しているのだが、この場合は欧文が頻出するため和欧文間を12.5%にしたものを適用していた。
これが原因だった。


少しテストしてみた。
文字組アキ量設定はデフォルトで用意されている「行末受け約物全角/半角」をベースに、和文と欧文の間隔、和文と英数字の間隔をそれぞれ図のようにカスタマイズした。
前の部分の数字とパーレンをそれぞれの字形に設定している。



和文と欧文の間隔を0%にしないと目的のものが得られないのことが判る。*1

*1:作例では都合上、等幅半角字形を2分画字形と表記した