古くて新しい丸ゴシック
時を同じくしてオールドスタイルの丸ゴシックが登場した。
(090127_画像分割・挿入位置変更、090203_画像変更、テキスト修正と追記)
モリサワは新丸ゴと組み合わせるかな書体の丸アンチックとして、ウエイトは新丸ゴ同様L〜Uまでの7種類。
フォントワークスは筑紫のファミリーとしてまだ1ウエイト書体(仮名バリエーションでA・B)のみ*1。←現在はL〜Eの6ウエイトあり(2160715追記)
同じ「B」でもかなり太さが違うのがよくわかる。フォントワークスは他の書体でもだいたい細くなっている。
例に用いたテキストは一時期のモリサワおよび写研の見本帳のもの。
モリサワから「じゅん」、写研から「ナール」が発表されて以降、丸ゴシック系といえばニュースタイルのモノを用いる傾向が強く、DTPで使えるフォントも殆どがニュースタイルのモノだった。この新書体は少し流行するかも?
丸アンチックと組み合わせる漢字を他社の丸ゴシック系と変えてみたが、(筑紫は別にして)いずれもニュースタイルなので……、ここは新丸ゴで我慢。漢字も合わせてフルセットの開発を期待したい。
下の画像は写植の見本帳より(上:モリサワ、下:写研)。
*1:AとBがあるのを見落としていた