文字ツメの効果的な使用例_01
文字ツメをこきおろした →Booster005_HW_follow_new.pdf からでもないが、その文字ツメの効果的な使用例をひとつ紹介。
例えば下のようなメインタイトルとサブタイトルの組み合わせで、ツメ組み・キッチリ頭揃えとしたい場合。
メトリクスを使用しても、元になるプロポーショナル情報には仮想ボディとのアキが確保(残)されており、その大きさは当然文字サイズに比例するので、見た目が求められているように厳密にキッチリと揃うことはない*1。
解決法としては小さい方をインデントで少し下げ、なおかつフレーム全体を少々前へ出すしか手はないし、私の感覚ではツメが甘いという問題も残る。
こんな場合には、「和文等幅」に「文字ツメ100%」をかけて*2、
仕上げに、手作業で食い込み部分などのカーニングを微調整して完成。
もちろん、後ろ揃えでも大丈夫。この場合、トラッキングを気にする必要はない。