なんでやねんDTP・新館

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オバカな組版例_08

今回は「オバカ」とまでいってしまうのは相応しくないかも知れないが……私には気持ち悪い例を今朝(100419)の朝日新聞「GLOBE」から。



仮名は「游明朝体36ポかな」あるいは「游築36ポ仮名」(参照)で、漢字がモリサワリュウミンの合成フォントだと思うが、すべてプロポーショナルで組んであり、段落先頭を1字下げしてあるのだが、プロポーショナル組みなのでなんだか凸凹して見えてしまう
段落の切れ目を判別するためには必要な処理であることは承知だが、他に手はないものか?

  • プロポーショナル組みのクセに「ぶら下がりあり」なのも気持ち悪い。
  • さらに、上の左部分の一番下のブロックの「%」が全角入力(2バイト)文字なのも気持ち悪い。


同じブロックの下から3行目の「国際決済銀行(BIS)」を見れば判る通り、丸パーレン内は文字サイズを下げてあるが、以下の1例目の(1)〜(4)などは下げるべきではないのではないか?



2番目の例の年齢を表す(68)など、補助的な表記なら下げるのも判るが……。
先頭文字スタイルや正規表現スタイルなどを使用して、自動で文字スタイルを当てているのだろうが、ちょっとマズイのではなかろうか?
※最後の「(安保政策で)」の「で」は「リュウミンのママ」……なんでこうなるの?


なんかイチャモンをつけてるみたい……まぁイイか。