Illustratorでの文字組_追補
先日発売された『10倍ラクするIllustrator仕事術〜ベテランほど知らずに損してる効率化の新常識』の内容チェックのお手伝いをさせていただいた。
※大阪でも関連イベントが開催される。
便乗して Illustrator を組版ソフトとして使用する場合の欠点を1件だけ紹介しておく。
※大阪DTPの勉強部屋主催で開催された[InDesign組版教室]の第一回目は Illustrator を組版ソフトとして使用する場合の欠点をいくつか挙げた。その際に使用したファイルから……
下図は20Qベタの20字詰め(左右100mm)なのだが……
●部分はベタの状態にはなっていない。
頭揃えの状態にすると……
「なんでやねん」ということになる。
この左右に+0.001mmしてみると……
すんなり入ってくれる……つまり、換算誤差なのだろう*1。
この現象がいつも出るとは限らないが、いちいち字数を確認するわけにもいかないので、(今となっては懐かしい)QuarkXpressを使用する場合の常識であったような処理が必要となるということ。
※当ブログの記事は InDesign を主にしているが Illustrator に関する記事もあちこちに散らばっている。左上の検索窓から……参照
*1:とは思うが、2行だけなのもオカシナ話……