なんでやねんDTP・新館

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2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

段落行取りと段落境界線

段落境界線を利用して小見出しなどにデコレーションを施す例はよく見られるが、少しややこしい「段落行取り」を適用した複数行の小見出しの場合の計算方法を例示しておく。 ※作例はInDesign CS4(ver.6.0.6)の場合であり、CS5では挙動が異なる(末尾に記載…

すべての異体字‘aalt’テーブルの相異など

今、常用漢字や人名用漢字を旧字体にするテーブルを作り直している。 手順は少し前に記事にした表外漢字同様、既にある筑紫明朝用のテーブルに予め修正を加えたものを各書体に適用し、チェック……。 基本的には、‘trad’などの異体字タグ、別位置のユニコード…

テキストフレームにおける欧文ベースライン揃え

先日の記事に続いて、今回は同じく欧文ベースライン揃えであるが、テキストフレームの場合に注意すべき点を書いておく。 「文字揃え」は「欧文ベースライン」としているが、「行送りの基準位置」に「欧文ベースライン」ではなく「仮想ボディの上」など仮想ボ…

フレームグリッドにおける欧文ベースラインの基準

私の場合、フレームグリッドを使うことが多いのだが、そのグリッド揃えは「仮想ボディ」を基準にしたモノを使用するのが常。 ところが、ふと、フレームグリッドの「グリッド揃え=欧文ベースライン」って、その欧文ベースラインそのものはどうなっているのだ…

異級数混植のフレーム先頭行を制御する

ごく一般的な段落内文字サイズが一定の場合とくに困る事はないが、異級数混植の場合で、フレームの先頭にその異級数部分が来ると困ったことになる。 その簡単な解決方法が判ったので報告しておく。 ●フレームグリッドの場合 ※グリッド揃え・文字揃えとも同様…