なんでやねんDTP・新館

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2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「文字組みアキ量設定」が……

エライことになってしまった。 特殊なツメ組み用の「文字組みアキ量設定」が必要になり、まずはいつも使用しているモノをコピーして、全選択状態で優先度をすべて「なし」にしたモノを作成した後に、括弧類などを個別に変更するつもりだったが……。 全選択状…

オバカな組版例_06

合成フォントの組み合わせも適切なモノを考えるべきだという例。 事務所に来る置き薬屋さんが置いていってくださった情報誌の表紙部分(右)と中面のタイトル部分。 (おそらく)モリサワのA1明朝と秀英かなの組み合わせ。 凝ったつもりだろうが、漢字部分に…

日本語文字組版_文献紹介

社会生活一般において、「常識」「普通」「一般的」なんぞという概念を忌み嫌う私だが、こと「組版」に関してはそうでもない。 先人の言説に学ぶことなく、それに逆らうようなことは主張すべきではないとも思うから。 どなたかの参考になるかもしれないので…

引用文に続く段落の扱いについて

いま読んでいる本に『国語審議会 迷走の60年』*1というのがある。三分の二ほど読み進んではいるものの、あまり面白くないので最近は手が伸びないのだが、その本文中には引用部分が夥しい*2。 その組み方はほぼ以下のようなモノ(例は当該書149〜151頁、実際…

オバカな組版例_05

今回の例も「宝庫」の朝日新聞(091203朝刊)の全面広告より。 当初は図の赤線部分に目がいった。小数点は中黒を使うべきであり、「%」も統一すべきである。 で、基本的にプロポーショナル組みなのだが、青線部分のバラつきが気になった。 それを再現しよう…

オバカな組版例_04

同じような例なのでスルーしようと思ったが、あえて掲げておく。 昨日(091202)の朝日新聞朝刊の全面広告の一部。 もう、何もよう言わんワ。アホちゃうの? こうなってしまった経緯はもちろん知る由もないが、こんなモノを見ると文句を垂れるよりも、情けな…

オバカな組版例_03

先日の縦組バージョン。 大阪の朝日新聞が発行している情報誌の4段組ページの1段目(右)と2段目(左)。 1段目は16字詰め(一部禁則処理のため15字)だが、2段目は同じ天地にほぼ15字詰めとなってしまっている。 写真と組み合わせたレイアウトのため、行数…