ヒラギノのマイナス記号などの怪
またショーモナイ些細なことに気がついてしまったので、簡単に紹介する。
発端は全角入力したものに等幅半角字形を適用した際に、和欧文スペースはどうなるのか? そのスペースはどの文字に引っ付いているのか? といった素朴なものだった。
下図のような文字列を用意し、1行目は標準字形、2行目は等幅半角字形を適用した。
結果はほぼ予想通りのものだった。
ついでに各社の主要なフォントでも調べてみたら.......。
ヒラギノだけマイナス/ペケ/ワルがケッタイなのがわかるだろうか?
拡大したのがこれ。
それぞれに等幅全角字形を適用したのがこれ。
全角マイナスはユニコードでFF0Dも用意されているが、文字パレットでシフトJISの817C/817E/8180を打ち込むとそれぞれ上記のユニコード値の文字が入力される。これは特に問題ない。
ただ、ヒラギノは他のフォントと異なり、これがプロポーショナル字形と同一になってしまっていて、ペケとワルには和欧文スペースも追加されるようだ。
フォントを変更する際には注意が必要だ(理由は他にもいっぱいあるが)。これぐらいは統一して欲しいなぁ、と思うのは私だけではあるまい。
ほかにも色々気になるところがあるが.......こんなところで勘弁願いたい。